お取り寄せの例です
1. メルセデスベンツ W108 リアアクスルコンペンセーター

上の図の緑のペンで囲まれた部品が欲しいとのご要望でした。メルセデスベンツ280Sの部品だとのことです。日本で探したそうですがディーラーでは欠品扱いになっており、ディーラー以外でも在庫している部品屋さんは見つからなかったそうです。以前取引したアメリカの古いメルセデスベンツ専門のパーツショップも欠品になっていました。他を色々あたりいくつかの候補をご提示させていただきました。
1.アメリカのオークションサイトに出品されている中古品
2.コイルばねでできた安価な代替品
3.UAEのパーツショップで見つけたNOS(New Old Stock)
アメリカのオークションサイトに出品されている中古品は写真で見たところではかなり綺麗なので良さげですが、中古品なので多少不安要素が有ります。コイルばねでできた代替品はどうやらこの部分の修理の定番になっているみたいです。UAEのパーツショップで見つけたNOS品はアメリカの中古品の倍の値段です。NOS品ですから新品とはいえゴム部分に劣化がある心配もあります。コイルばねでできた代替品が価格も格段に安価で私的にはこれがおすすめかと思いました。お客様がお選びになられたのはNOS品でした。だいたい2~3週間程度でお客様にお渡しすることができました。
2. メルセデスベンツ W100 フロントブレーキキャリパーシール

クラッシクカーの修理で有名なショップの方が現在修理中のメルセデスベンツ600のフロントブレーキキャリパー用のゴムのシールが手に入らず困っておられました。国内の部品屋さんでは見つからずゴムの工場に特注で制作を依頼しようとしたそうですが、ブレーキの重要部品ということで断られてしまったそうです。この部品はアメリカの古いメルセデスベンツ専門のパーツショップで新品を見つけることが出来ました。だいたい2~3週間程度でお客様にお渡しすることができました。
3. 初期型ポルシェ 911 サンバイザー

ポルシェ911のサンバイザーは簡単に入手出来そうに見えますが、普段見かけるものは1969年式以降のモデルのものです。1969年式以降も以前もサンバイザーの形自体は同じなのですが、取り付けの部分が微妙に違います。初期型の911はまだ356の部品を流用している部分が多々ありサンバイザーも流用だったのかも知れません。1968年式以前のサンバイザーも探せばリプロ品を見つけることができるのですが、オリジナルの表が白裏が黒の物を探すとなると比較的に状態の良い中古を探すことになります。今回は多少やれてはいますが、写真のものを海外ネットオークションで落札することとなりました。落札からだいたい3~4週間程度でお客様にお渡しすることができました。
4. ブローバアキュトロン 2210 修理依頼の代行

1970年代初頭の音叉時計の修理依頼の代行をさせていただきました。音叉時計は機械式ともクオーツ式とも異なる独特の構造をしているため日本で音叉時計の修理を受け付けているお店はごくわずかです。そのうえアキュトロンのモデルの中でも珍しいタイプ2210となると修理を引き受けてもらえるお店を探すのは困難です。しかし、海外にはアキュトロンを専門に修理している時計職人がいます。今回はタイの時計職人さんに修理をお願いしました。修理料金も送料を含めても日本で修理するより格段に安く済んだと思います。依頼した職人さんはアキュトロンの専門家ですからもちろん仕上がりもばっちりでした(と思います。時計に詳しいわけではないのでご容赦ください)。まずこちらから時計を送って修理して送り返してもらうことになるため時間がかかりましたが、だいたい1カ月半ぐらいで修理された時計をお客様にお返しすることができました。
